
一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)
樹木 希林
文藝春秋 / 2018-12-20
この本について
仕事でも家のことでも、「こうあるべき」に縛られて動けなくなるときがありますよね。比べるつもりもないのに、気づけば誰かの基準に振り回されてしまったり、思い描いたはずの未来と今の自分との差にモヤっとしたり。私もそういう時期が長くて、「もっと頑張らなきゃ」と空回りしてばかりでした。 樹木希林さんの『一切なりゆき』は、その力みをふっと抜いてくれる本です。大げさな励ましじゃなくて、ひとりの人間として積み重ねた視点が、そのまま地続きで届く感じがします。「もっと、もっと」を手放すこと、自分の中の混沌や相手のマイナスも含めて認めること、そして日常の小さな出来事を面白がる余白を持つこと。どれも明日からいきなり変わるわけじゃないけれど、読んだあとに心の向きが少しだけ緩むんです。 特に刺さるのは、「ものを持たないと頭がすっきりする」という暮らし方の話や、「夫婦のマイナスは自分にもある」という関係性の見方、「ミスも活かせる」という考え方でした。自分の生活にも人間関係にも当てはめられる具体さがあって、読んでいるうちに、自分の評価軸がちょっと静かになる瞬間があります。 「他人の価値観に疲れてしまった人」には、とくに沁みると思います。背中を押すというより、隣で肩の力を抜かせてくれるような一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの45%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




