
怒らない習慣力
種市 勝覺
WAVE出版 / 2019-05-16
この本について
最近、ちょっとしたことで心がざわついたり、相手の言動に振り回されてしまうことが増えたな…と感じる瞬間があります。頭では「気にしすぎだ」と分かっていても、感情が先に走ってしまうあの感じです。そんなとき、自分の受け止め方そのものにクセがあるのかもしれない、と気づかせてくれたのがこの本でした。 刺さったのは、平常心って「乱れないこと」ではなく「元に戻す力」だという視点です。完璧主義の減点思考から加点思考に切り替えるだけで、同じ出来事でも心の揺れ幅が変わる感覚がありました。あと、イライラの正体が「思い通りになると思っていた」自分の期待だったと知ると、相手を変えるより期待のほうを少し緩めたほうが早いなと腑に落ちました。自力と他力を分けて考える方法も、悩みの範囲を整理するのにすごく使えます。 この本は、怒りをゼロにするための魔法ではなく、「自分の反応をデータとして扱う」ような、現実的で扱いやすい視点をくれます。想定外を減らすのではなく、想定内を広げていく感覚があるので、毎日の小さなストレスが自然と軽くなっていきました。 人との距離感に疲れやすい人、つい自分を責めがちな人、自分ルールに縛られてしんどくなってしまう人には、かなりしっくりくると思います。自分を整えるって大げさなことじゃなくて、こういう地味な感覚の積み重ねなんだな、と静かに教えてくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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