
人前であがるのはしょうがない ~あがり症を克服した僕が伝えたい魔法のコトバ~ (impress QuickBooks)
佐藤 健陽
インプレス / 2019-11-05
この本について
人前に立つ前って、まだ何も起きていないのに勝手に胸がざわついたり、終わったあとに「なんであんなこと言ったんだ」と何度も思い返してしまったりしませんか。僕もずっとそのループにハマっていて、「あがらないコツ」を探すほど余計にあがる…という沼に沈んでいました。 この本が面白いのは、「あがり症は治すものじゃなく、忘れるくらい軽くしていくもの」という前提から話が始まるところです。感情は放っておけば自然に下がっていくという考え方や、「あがってもいい、ま、いっか」と思えた瞬間に心の負担がすっと減る感じが、読んでいて自分の経験と重なりました。また、心のベクトルを自分ではなく相手に向けたときに、良い緊張に変わるという視点は、人前に立つ場面の意味付けをまるごと変えてくれます。 特に響いたのは、予期不安や事後失望に飲まれて“今”を置き去りにしている状態が、あがり症を強めてしまうという指摘。考え続けるより一歩動いてみたほうが現実が戻ってくる感覚は、実務でも何度も体験していて、妙に納得しました。 「上手に誤魔化す方法」ではなく、「あがる自分との付き合い方を更新したい人」に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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