
エンド・オブ・ライフ (集英社インターナショナル)
佐々涼子
集英社 / 2020-02-10
この本について
最近、「今の生き方でいいのか」とふと足が止まる瞬間が増えました。身近な人の老いや不調を見た時、自分の“終わり方”なんてまだ考えたくないのに、どこかで気になってしまう。だけど情報は多く、正解は見えず、ただ漠然とした不安だけが残る。そんな時に手に取ったのが『エンド・オブ・ライフ』でした。 この本が効いたのは、死を特別な出来事としてではなく、暮らしの延長として描いてくれたところです。たとえば「亡くなる人は悲嘆だけでなく幸福も残していく」という視点は、喪失の捉え方を少しゆるめてくれましたし、「人は生きてきたように死ぬ」という言葉は、いまの生活をどう整えるかに意識を向けさせてくれました。そして、在宅で最期を迎える人たちの時間がとても具体的に描かれていて、死が“恐怖”よりも“選べるもの”に近づく感覚があります。 あくまで誰かの理想を押しつける本ではなく、読者それぞれが自分の価値観に気づくための手がかりを静かに置いていく本です。最期の迎え方を考えたいというより、「限られた持ち時間をどう生きたいのか」を見つめ直したい人に刺さると思います。 迷いながらでも、自分の生き方に少し手を加えてみたくなる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






