
聖域
コムドット やまと
KADOKAWA / 2021-08-31
この本について
「やりたいことが見つからないまま時間だけ過ぎていく」「周りと比べて、自分だけ遅れている気がする」。そんなモヤモヤを抱えたまま日々をこなしていると、何を足せばいいのかも、何を捨てればいいのかもわからなくなります。僕も同じで、迷っているときほど自分の声が一番聞こえなくなる瞬間が多いです。 『聖域』は、そんな“立ち止まってしまう理由”を、一つずつほぐしてくれる本でした。特に刺さるのは、余計なプライドを捨てる話と、小さな成功を積み重ねる話です。大きな勝負に出る前に、自分にとって何が本当に必要で、何を捨てると身軽になるのか。その見極めの感覚が、この本の言葉で少し整理されました。そして「まず始める」ことの大事さも、夢とか才能という大きな話ではなく、風呂に入る前の億劫さに近い感覚で語られているので、行動のハードルが妙に下がるんです。 もうひとつ印象的だったのは、他人の声より自分の声を優先する姿勢です。誰かに否定されても、その人が自分の人生の責任を取ってくれるわけじゃない。そう思えるだけで、選択の基準が少しだけシンプルになります。 自分のペースで前に進みたいけれど、どこから手をつければいいのかわからない人に刺さる一冊だと思います。迷っている最中に読むほど、言葉が現実的に響くタイプの本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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