
オックスフォード式 最高のやせ方
下村 健寿
アスコム / 2021-09-22
この本について
ダイエットって、知識はそこそこあるのに、実際の生活に落とすと「これで合ってるのか…?」と迷うことが多いですよね。食事を減らしたらフラつくし、運動しても変化が見えないし、結局また元に戻る。そのループに入りかけていたときに読んだのが、この『オックスフォード式 最高のやせ方』でした。 この本が面白いのは、「何を食べるか」より先に「体がどうエネルギーを使っているか」を、かなり具体的に教えてくれるところです。例えば、空腹のときに低強度の運動をすると、筋肉が脂肪酸を長い時間使い続けてくれること。逆に、強度が高い運動ばかりだと、脂肪よりグルコースを優先してしまうこと。さらに、前日の夕食を早めに済ませるだけで、翌朝の散歩の効き方が変わること。こういう「小さな調整」で結果が変わるのは、やってみると実感しやすいです。 そして何より、太ってしまう理由を「意志の弱さ」ではなく、脳の報酬系やエネルギー保存の仕組みから説明してくれるので、無駄な自己嫌悪が減ります。締めのラーメンに吸い寄せられるのも、ドーパミンの働きだと言われると、少なくとも自分を責める方向にはいかなくなります。 思いきり運動するタイプでも、食事管理で追い込むタイプでもない人。できるだけ自然な生活リズムの中で、無理なく長く続けたい人。そんな人には、とても相性がいい一冊だと思います。
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