世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

カルロ・ロヴェッリ and 冨永 星

NHK出版 / 2021-10-29

累計読者数32
平均ハイライト数 35.3件/人
推定読了時間 約4時間48分
star総合評価 87/100
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この本について

日常で「相手にはそう見えているのに、自分にはまったく違う」と感じる瞬間ってありますよね。仕事でも私生活でも、同じ出来事のはずなのに食い違う。そのたびに、自分の見方がズレているのか、相手が特殊なのか、よくわからなくなることがあります。私はこのモヤモヤがずっと苦手でした。 この本が面白いのは、量子論という一見遠い世界の話が、「そもそも世界は一致しない前提で成り立っている」という視点をくれるところです。誰かにとっては現実でも、別の誰かにとっては現実じゃない。属性は物の中にあるのではなく、関係の中で決まる。こういう考え方に触れると、認識のズレを「間違い」ではなく「関係による差分」として受け止められるようになります。また、自分という存在ですら固定された実体ではなく、相互作用の集まりにすぎないという指摘は、悩みの輪郭を少しだけゆるめてくれました。 量子の専門知識がなくても、目の前の出来事をどう捉えるかが変わる本です。自分の見方に行き詰まりを感じている人にとって、静かに効く一冊だと思います。こんな人に刺さるのは、世界の捉え方を少しだけ組み替えてみたいと感じている人です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

科学界最大の発見とされる量子論の核心とは何か、それは世界の見方をどう変えたのかをわかりやすく解説した知的興奮の書!
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