
図解でわかる!戦略的人事制度のつくりかた
株式会社フィールドマネージメント・ヒューマンリソース, 小林傑, 山田博之, and 野崎洸太郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2022-04-25
この本について
人事制度をいじる場面って、正直いつもモヤっとしますよね。誰かの不満は必ず出るし、そもそも何を基準に「あるべき姿」を決めればいいのかも曖昧になりがちです。僕自身、人事制度に関わるたびに「なんとなく今の制度を微修正して終わる」みたいな空気に飲まれそうになっていました。 この本が効いたのは、まず“誰に報いたいのか”をはっきりさせるところから考えさせてくれたことです。全員を納得させるのは不可能で、納得してもらうべき相手は会社として大事にしたい人材だ、という視点に触れたとき、評価制度の議論がようやく腹落ちしました。また、理想の組織図を仮で描き、「今つくるなら誰を責任者にするか」を当てはめてみるプロセスも、現状の弱点が浮き彫りになる実感がありました。さらに、評価制度を“思想のメッセージ”として捉える視点も、自分の中では抜け落ちていたポイントで、行動や態度をどう変えていきたいのかを言語化しやすくなりました。 制度設計に正解はないけれど、少なくとも「何を基準に考えればいいのか」がクリアになる一冊です。人事担当者はもちろん、現場のマネージャーで「評価の裏側のロジックを知っておきたい」と思っている人には特に刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
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