
チームづくりの教科書 マネジメントのめんどくさいをすべて解決する (アルファポリス)
高野俊一
アルファポリス / 2022-06-27
この本について
チームの目標を掲げても、いまいちメンバーが動いてくれない。こちらは必死なのに、相手の「心のコップ」が下を向いたままで、水だけこぼれていく感じがする。そんな経験、僕自身も何度もありました。原因を自分の伝え方に求めるのか、メンバーに求めるのか、その判断すら曖昧になるんですよね。 この本は、そんなモヤモヤに対して「どこから整えるべきか」をかなり現実的に示してくれます。たとえば、いきなり対策に飛びつく前に「目標→現状→対策」の順で認識を揃えること。メンバーが動けないのは能力というより、目標の意味が共有されていないからだと分かります。また、褒める・期待する・任せるといったリーダーの振る舞いも、“精神論”ではなく具体的にどう変えればいいのかが書かれていて、日常の会話レベルで試せるのがありがたいところです。そして共感目標のつくり方。What ではなく Why、しかもメンバーが「自分ごとにできる理由」をどう作るかが丁寧に説明されていて、チームの空気を変えるヒントになります。 チームの空回りに疲れつつも、もう一段うまくやれる気がしている人に届く本です。自分もまだ道半ばですが、「みんなの求める目標」に立ち返るだけで、チームの対話が少しずつ変わりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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