
オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題
川島 隆太
この本について
最近、オンラインで話しているのに相手の反応がよくわからなかったり、スマホを手放せないまま集中が途切れ続けたりして、「なんでこうなるんだろう」とモヤモヤすることが多いんですよね。自分だけの問題に思えていたけれど、この本を読むと、どうやら脳の側にも理由があるらしい、と少し落ち着きました。 特に刺さったのは、オンラインだと脳がほぼ「同期しない」という実験結果です。情報は伝わるのに感情は共有されにくいから、どれだけ話しても“空気が合わない”感じが残る。さらに、スマホの細かいスイッチングが注意力を削り、勉強時間や睡眠時間とは無関係に成績へ影響してしまうという指摘も、日々の実感に近いものがありました。子どもだけでなく、大人の脳でも感情のコントロールが難しくなるという話も、身に覚えがある人は多いはずです。 この本は「スマホをやめろ」と怒るタイプではなく、どこで脳がつまずいているのかをまず知って、現実的にどう距離を取るかを考えるための土台をくれる本だと思いました。オンライン中心の働き方に違和感がある人や、スマホとの付き合い方を見直したい人にはすごく刺さるはずです。
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