
一度読んだら絶対に忘れない化学の教科書
左巻 健男
SBクリエイティブ / 2022-12-27
この本について
化学って、学校で習ったときの「よく分からないまま覚えさせられる感じ」が残っていて、社会人になってもどこかモヤっとしませんか。物質とか元素とか、言葉は知っているのに、自分の生活と地続きになっていない感じというか。僕もずっとその距離感を埋められずにいたんですが、この本を読んだときにようやく「あ、こういうことだったのか」と腑に落ちました。 刺さったのは、ものの体積や質量といった基本が、コップとティッシュみたいな日常の場面で説明されていることです。頭で覚えた公式じゃなくて、自分の手で触れる世界として理解できると、化学変化と物理変化の境目もすっと見えるようになります。さらに、膨大に見える物質が、実は90種類の元素から“化けて”生まれているという視点は、勉強というより、世界の裏側をのぞく感覚に近いです。周期表が「ただの暗記表」ではなく、地図として機能しはじめる瞬間がありました。 専門的すぎる話はなく、かといって幼稚でもなく、「自分がどこでつまずいていたか」を丁寧に拾ってくれる本です。理科アレルギー気味だった人ほど、逆に読みやすいかもしれません。日常の見え方をちょっと変えてみたい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの40%が集中しています。
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