
はじめてのUXデザイン図鑑【BOW BOOKS016】
荻原昂彦
BOW&PARTNERS / 2023-03-24
この本について
UXまわりの仕事をしていると、「誰のために作ってるんだっけ?」みたいな迷子状態になることがありませんか。ターゲット像は作ったはずなのに、議論が進むほど輪郭があいまいになるあの感じです。自分もそこを整理しきれず、何度も戻っては混乱して…を繰り返していました。 この本がよかったのは、UXデザインを“脚本”として分解してくれたところです。特に、最初に主人公の解像度を上げること、そしていきなり結末から描くこと。この順番で考えると、「どんな課題感を持つ人に、最終的にどう感じてもらいたいのか」が自然と定まってくるんですよね。途中のシーンに惑わされず、価値の軸に立ち返れる感じがありました。 また、現状の脚本と理想の脚本を分ける考え方も実用的でした。現状の行動や気持ちを時系列で並べるだけで、どこに違和感があるのかが見えやすくなるし、理想との差分も無理なく見つけられます。細かくコントロールするのではなく、“提案とサポート”というスタンスを示してくれるのも、実務に落としやすいところです。 プロダクトづくりで迷いやすい人、特に「ペルソナやカスタマージャーニーを作っても腑に落ちない」と感じている人にはかなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
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