
英語脳スイッチ! ──見方が変わる・わかる英文法26講 (ちくま新書)
時吉秀弥
この本について
英語を読んでいると、「単語は知ってるのに、なんでこの訳になるんだ…?」みたいな、じわっとした違和感ってありませんか。僕もずっとそこでつまずいていて、文法書を読んでも“正しい説明”はあっても、自分の中で腑に落ちる感覚にはなかなか届きませんでした。 この本が面白いのは、英語のルールを上から教える感じではなく、「英語の人はこういうふうに世界を見てるんだよ」という“ものの見方”から文法を説明してくれるところです。たとえば on の「接触」から「圧力」までつながる感じや、enable と allow の“心の動きの差”、あるいは by bus が「移動機能」を表しているという発想など、どれも説明というより「なるほどそう見えるのか」と視界が切り替わる感覚に近いです。supposed to の“決まりごと感”や、please の国による温度差など、日常で何となく使っていた表現の背景が急に立体的になります。 文法が苦手というより、「英語の世界観そのものがつかみにくい」と感じている人には特に刺さるはずです。僕自身、読んだあとで英文に触れたとき、単語を辞書的に追うより“どういう景色を思い浮かべてるのか”で読むようになり、理解のスピードがかなり変わりました。読めるようになりたいというより、「納得して読みたい」タイプの人におすすめです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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