
英文法のトリセツ じっくり基礎編 /とことん攻略編/中学レベル完結編 合本版
阿川 イチロヲ
アルク / 2019-10-25
この本について
英語を勉強していて、「文法はなんとなく知ってるつもりなのに、読むと迷子になる」「日本語の感覚のまま考えてしまって混乱する」という場面、よくあります。僕も同じで、文を前から理解しようとしても、日本語的な発想が邪魔をして止まってしまうことが多かったです。 この本は、その“感覚のズレ”に丁寧に光を当ててくれます。たとえば「英語は語順が命」という当たり前すぎて流しがちなポイントも、日本語との違いから説明してくれるので、why が腑に落ちる。関係詞の前で英語話者が自然とコンマを入れたくなる理由や、現在分詞を形容詞として扱う発想など、頭では知っていたはずなのに、実際の英文を読むときの“見え方”がガラッと変わる瞬間がありました。文が「頭でっかち」になるのを避けるための形式主語 it の感覚も、実際の思考の流れとしてつかみやすいです。 個人的には、「動詞がない内容を文にしたいから be 動詞を入れて形だけ整える」という説明が、英語がどれだけ“動詞中心”の言語かを実感できて、長文を読むときのつまずきが一気に減りました。ルール暗記というより、英語の世界の見え方を少し借りてみる感覚に近いかもしれません。 文法書が苦手でも、「読めるようになりたい」という気持ちがある人にはかなり刺さると思います。僕と同じように、理屈の断片は知ってるのに運用で迷うタイプには特におすすめです。
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