
コーチングの神様が教える 「できる人」の法則 (日経ビジネス人文庫)
マーシャル・ゴールドスミス, マーク・ライター, and 斎藤聖美
日経BP / 2024-02-05
この本について
仕事で人と関わるほど、「言わなくていい一言を言ってしまったな…」「直したい癖はわかってるのに、なぜか変われない」というモヤモヤが増えていくように思います。自分では善意のつもりでも、まわりにどう映っているかは意外と見えていなかったりしますよね。僕もまさにそのタイプで、成果を出そうとするほど余計な動きを増やしてしまいがちでした。 この本が効くのは、“何を足すか”ではなく“何をやめるか”に視点を移してくれるところです。たとえば、提案がいつの間にか命令に聞こえてしまう立場なら、話す前のひと呼吸で関係性が変わるかもしれない。あるいは、勝ちたい気持ちが強すぎて相手を疲れさせていた、と気づけるだけで不要な衝突が減る。さらに、悪い癖は褒められないからこそ見過ごされやすい、という指摘も現実的で、自分の“小さなトゲ”を見直すきっかけになります。 派手な成功法則ではなく、やめるべき行動を一つだけ確実に外す。そのほうが実は変わりやすい、という現場的な感覚が詰まっています。自分の癖が仕事の足を引っ張っている気がするけれど、どこから直せばいいかわからない人にとっては、とても静かに効いてくる一冊だと思います。
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