
自壊する欧米 ガザ危機が問うダブルスタンダード (集英社新書)
内藤正典 and 三牧聖子
集英社 / 2024-04-17
この本について
国際ニュースを見ていると、「なんで国や立場によって、正しさの基準がこんなに違うんだろう…」と戸惑うことがありませんか。自分の感覚がおかしいのか、背景を知らないだけなのか、そのあたりがずっと引っかかったままになることが多いと思います。僕自身、ガザの報道を追いながら、その違和感を説明しきれずにいました。 この本は、そのモヤモヤに地図を与えてくれる一冊でした。西洋の価値観が“普遍”として扱われがちな構造や、政治家や富裕層の立場によってパレスチナ問題の見え方がどう変わるのか、そして「人権」を都合よく使い分ける現実が、かなり具体的に語られています。読んでいると、単なる理念論ではなく、実際にどんな場面でダブルスタンダードが発生しているのかが見えてきて、自分の中の混乱が整理されていきました。特に、対テロ戦争とアメリカ国内の暴力の連鎖、宗教的価値観の裏で起きる矛盾など、自分では辿りきれない因果までつながっていく感覚があります。 とはいえ「欧米が悪い」という単純な話ではなく、日本がこれからどんな立ち位置を取れるのか、選択肢を考える材料にもなるのがありがたいところです。感情的な断罪ではなく、現実の力学の中で何ができるのかを考える視点が得られます。 国際情勢をめぐる自分のモヤモヤを放置したくない人に刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




