
営業の神様 ヤマナシさんが教えてくれたこと
早崎 郁之
SBクリエイティブ / 2024-06-02
この本について
営業って、数字を追っているといつの間にか「相手の話を聞いているつもり」になっていて、本当のところは自分のことばかり考えていたりしませんか。目の前の人の価値観にモヤッとしたり、苦手なタイプのお客さんに出会うと固まってしまう感じも、僕自身ずっと抱えてきたものです。 この本が面白いのは、テクニックより前に「相手をどう見るか」という視点を徹底的に揺さぶってくるところでした。たとえば、お客さんの価値観を評価しないこと。相手が大事にしているものを、まず営業側が同じ熱量で大事にすること。これを意識するだけで、質問の仕方も、沈黙の扱い方も変わっていきます。そして、お客さんが本当に求めている「誰かに認められたい」「愛されたい」といった深い欲求に触れた瞬間、会話の質がガラッと違ってくるんですよね。 また、自分自身をどう扱っているかも丁寧に問われます。自分を否定したままでは、相手を肯定する受け皿が育たない。親との関係を書き出すワークも、一見遠回りに思えるけど、実際は「人を見る姿勢」を整える基礎としてかなり効きます。 数字に追われてしんどい人よりも、「もっと丁寧に相手を理解したいのに、どう踏み込めばいいかわからない」という人に特に刺さると思います。営業を続けるうえでの土台を、静かに作り直してくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの68%が集中しています。
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