
詭弁・暴言・論破に打ち勝つロジカルコミュニケーション
高橋昌一郎
フォレスト出版 / 2025-03-20
この本について
人と話していて、「なんでこんなに話がかみ合わないんだろう」とか、「自分の意見を言うと極端な方向に受け取られてしまう」とか、そんな小さな行き違いが積み重なることってありますよね。自分の中でも白か黒かの二択で考えてしまって、気づけば身動きが取りづらくなっていたりします。 この本がよかったのは、そういう“思い込みのクセ”をいったん外して、状況を丁寧にほどく視点をくれたところです。白黒で判断してしまう場面に気づけるだけで、相手との距離感が少し柔らかくなるし、図式化して整理する習慣を持つと、苦手だった人との話し合いでも「何がズレているのか」が見えてきます。さらに、賛成と反対の論点を並べてみるだけで、自分がどこに価値を置いていたのかがはっきりして、結論を変えることへの抵抗も薄くなりました。 感情が絡むコミュニケーションほど、正しさよりも“理解しようとする姿勢”のほうが大事なんだな、としみじみ思います。相手の言葉を聞きながら、自分の考えも少しずつ組み替えていける。そのための道具を静かに渡してくれる本です。 人間関係のもつれを「根性」で解決してきたけれど、そろそろ別のやり方を試したい人に刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの69%が集中しています。
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