
NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント NHK「100分de名著」ブックス
上田 惇生
この本について
仕事でも日常でも「相手が本当に求めているものって何なんだろう…」と考えては空振りしたり、手応えがないまま動き続けてしまうことってありますよね。僕もよくあります。目の前の業務をこなしているだけの感覚が強くなると、何を基準に判断すればいいのか分からなくなる瞬間があるんです。 この本の中で刺さったのは、「お客の潜在意識のなかにあるのに、まだ形になっていないものを提供する」という一文でした。要望を聞いてその通りに作る、ではなく、まだ言語化されていない“求められているもの”を見つけにいく視点。そのおかげで、会議でも日常のコミュニケーションでも、相手の言葉の奥にある状況や不安を丁寧に拾うことの意味が少し実感として掴めてきました。 また、ドラッカーの言う「顧客を創造する」という考えは、華やかなイノベーションだけの話ではなく、小さな改善にも当てはまるところが良いです。例えば、同僚の作業がちょっと楽になる仕組みを作るとか、相談しやすい空気をつくるとか、そういう細かい“価値”も立派な提供物だと理解できるようになりました。自分の役割を無理に大きく見せず、でも確かに前に進める感覚が持てます。 今の仕事が「作業」になってしまっている人や、「相手の求めていることがつかめない」と感じている人に届く本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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