
受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る (集英社学芸単行本)
林修
この本について
勉強でも仕事でも、「自分のやり方ってこれでいいのかな」「周りと比べて伸びていない気がする」と感じる瞬間ってありますよね。目の前の課題に追われつつ、そもそも何を基礎にして積み上げればいいのか分からなくなる。僕もそんな迷いを何度も味わってきました。 林修さんの『受験必要論』は、単に受験を語る本ではなく、「基礎を固めるってどういうことか」「どんな物差しで自分を測ればいいか」「どこで勝てばいいか」といった、成長の土台になる視点を丁寧に置き直してくれる一冊でした。特に、基礎が創造力を奪うどころか支える土台になるという話は、仕事で新しいアイデアが出ずに焦っていた時に、かなり救われた感覚があります。また、負けを一つの物差しの話として捉え直す発想も、行き詰まった場面で呼吸をし直すきっかけになりました。 もうひとつ印象に残ったのは、「外部化で楽になった分だけ自分が空洞化していないか」を自問する姿勢です。便利さに甘えているだけなのか、集中したいところに手を空けられているのか。これは大人になってからの学び方にもそのまま刺さるところだと思います。 受験経験の有無よりも、「基礎を作り直したい」「自分の成長の物差しが分からなくなっている」そんな人に向いています。肩に力を入れずに読めますが、読み終わったあと、足元の整理が少しだけ進む本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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