
白いネコは何をくれた?
佐藤義典
フォレスト出版 / 2008-10-30
この本について
仕事でも人生でも、「自分は何者として、どこで戦おうとしているのか」がふわっとしたまま動いてしまう時ってありますよね。行動はしているのに、方向が定まっていない感じ。僕自身、このモヤモヤが長く続いていたのですが、『白いネコは何をくれた?』を読んだとき、ようやく“自分の行動の根っこ”を見つけにいく感覚が少しわかりました。 この本が効くのは、まず「過去の行動に自分らしさが出る」という視点をもらえるところです。やり散らかしたように見える経験にも、一貫した動機があるらしい。その考え方で自分の過去を振り返ってみると、意外と同じパターンを繰り返していることに気づきます。さらに、「中身はすぐ変わらないけれど、行動はすぐ変えられる」という指摘も現実的で、いまの延長線を微妙に変えるだけでも前に進めそうだと思えました。そしてもう一つは、「どこで誰と戦うのか」をはっきりさせると、自分の強みがどこで活きるのかが見えてくる点。個人でも戦略の考え方をそのまま使えるのが面白いところです。 自分の軸を言葉だけで作ろうとして空回りしている人には、特に刺さると思います。行動と過去から静かに軸を拾い直す、そんな読み味の一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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