
97%の人を上手に操る ヤバい心理術
ロミオ・ロドリゲス Jr.
SBクリエイティブ / 2015-06-18
この本について
人と話すとき、相手の反応を必要以上に気にしてしまったり、場の空気にのまれて言いたいことが言えなかったり。逆に、相手の言動に振り回されてモヤモヤが残ることもありますよね。僕も仕事で人と向き合う時間が長いぶん、こういう小さなストレスを抱えがちでした。 この本は「相手を支配する」みたいなタイトルですが、実際に読んでみると、むしろ人間関係で自分が無駄に疲れないための考え方が多い印象でした。たとえば、緊張しやすい場面でできる深呼吸の方法はすぐに効くし、苦笑いが相手に誤解を与えやすいという話も、思い返すと心当たりが多い。高圧的な人への対応で、声量や姿勢をどう整えるかという具体的な場面の描写も、現場感があって腑に落ちました。 もちろん、中には「これは扱い方を間違えると危ないな」と感じるものもあります。だからこそ、相手を操るためというより、自分が雰囲気や圧力に飲まれないための“人間理解の材料”として読むのがちょうどいい距離感だと思います。相手の足の向きや、返事のテンポを手がかりに距離感を測る話なんかは、変に気をてらわず、単にコミュニケーションの観察力として役立ちます。 他人の言動に影響を受けやすくて疲れやすい人、あるいは「どう距離を取ればいいのか」がわからなくて悩む人には刺さる一冊だと思います。自分を守るための引き出しが少し増える感じでした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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