
税金洗脳が解ければあなたは必ず成功する
苫米地英人
サイゾー / 2013-04-24
この本について
納税の季節になると、なんとなく胸の奥がざわつくことがあります。額面の問題だけじゃなくて、「そもそもこの仕組みってどうなってるんだっけ?」みたいな、言語化しきれないモヤモヤが理由だったりします。僕自身もそこをずっと放置してきましたが、この本を読んでようやく「不安の正体」が輪郭を持ち始めました。 この本が面白いのは、税制や憲法を“制度として眺める”というより、僕たちが当たり前だと思い込んでいる前提を一つずつ外していくところです。たとえば、納税が“義務”ではなく、公共の福祉を実現するための“権利”だという視点。これだけでも、あの漠然とした搾取感が少し落ち着きます。さらに、国債と一般会計の扱いがいびつなまま放置されている現状を知ると、「自分が感じていた不透明さは気のせいじゃなかったんだ」と腑に落ちる瞬間がありました。憲法が本来“国民が国家を規制するためのもの”だと理解すると、ニュースで聞く議論の意味も変わってきます。 制度をどう評価するかはそれぞれですが、少なくとも“知らないままモヤモヤしている”状態から抜け出せるのは確かです。自分の生活と国家の仕組みの距離感をもう少し掴みたい人に刺さる一冊だと思います。
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