
「数字で考える」は武器になる
中尾隆一郎
かんき出版 / 2019-03-04
この本について
仕事で判断がぶれる時って、「これって本当にやるべきなのか」とか、「どの順番で手をつければいいのか」とか、そもそも考える土台が曖昧なまま動いていることが多い気がします。僕もよくそこに迷って、気づけば時間だけが溶けていく…みたいな日がありました。 この本が効いたのは、数字の扱い方というより、“仕事を持てる大きさにする”という視点が手に入ったことでした。例えば、工数を見積もって納期とセットで管理するだけで、作業が理由なく遅れることが減ったり、判断で迷う時も「まず因数分解して整理する」という癖がつくと、仕事が急に扱いやすくなるんですよね。異動先の仕事でも、いきなり人に聞くのではなく、自分で「地図」をつくるところから始める、という話もかなり実感がありました。情報に流されず、自分の軸を持つための方法として腑に落ちます。 数字の本というより、「再現性のある判断方法をどう身につけるか」の本に近いです。比較軸の考え方とか、必須スキルだけに絞る習慣とか、読者が刺さって保存していた部分って、どれも“迷いをほどくための手がかり”なんですよね。 仕事の整理や判断にいつもモヤモヤしている人、自分の専門性をどう積み上げるか悩んでいる人には、とくに静かに効く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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