
ハーバード・スタンフォード流 「自分で考える力」が身につく へんな問題
狩野 みき
SBクリエイティブ / 2019-05-21
この本について
最近、仕事でも日常でも「質問が出てこない」「なんとなく分かった気になるけど、うまく説明できない」というモヤモヤを抱えることが多いなと思います。知識が増えるほど“そういうもんだよね”で片づけてしまい、疑問に気づく力そのものが弱っていく感じがあるんですよね。 この本を読んで、まず救われたのは「声に出さなくても、自分の中では言葉にしておく」という地味だけど本質的な姿勢でした。わかったつもりのまま進むのではなく、「なんでだろう」「もしこれが◯◯だったら?」と自分に問いを立てるだけで、物事の見え方が変わってくる。さらに、どんな突飛なアイデアでも“説明できればアリ”という視点が、ひらめきを無駄にしない後押しになりました。型に合わせるより、自分の考えを筋道立てて伝えるほうがずっと大事だという感覚が腑に落ちました。 もうひとつ印象的だったのは、欧米の「さらっとルール説明→例から補う」という姿勢との対比です。与えられた枠に当てはめるのではなく、自分の頭で「多分こういうことだよね」と推理する習慣が、“自分だけの視点”を育てるんだと実感しました。特に、意見と事実を分けて考えることや、自分の意見に反論できるかどうかを確かめるプロセスは、そのまま仕事の質に直結しました。 型どおりの答えより、自分の言葉で説明できる力を取り戻したい人に刺さる本だと思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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