
あやうく一生懸命生きるところだった
ハ・ワン and 岡崎 暢子
この本について
仕事にやる気が出ない日や、「この道で合ってるのかな」とふと立ち止まってしまう瞬間って、誰にでもあると思います。僕も同じで、焦ったり比べたりしながら、でも本当に欲しいものは何なのかよく分からなくなる時期がありました。そんなときに読んで、気持ちが少しゆるんだのが『あやうく一生懸命生きるところだった』です。 この本がすごいのは、頑張りや正しさを押しつけてこないところです。著者自身が「努力したのに報われない」とか「強烈にやりたいことがない」とか、まさに僕らと同じ迷いを抱えながら書いているので、読んでいて姿勢を正されるというより、肩の力が抜けていく感じに近いです。例えば、やる気がない自分を責めすぎなくていいという話や、一つの道に執着すると視野が狭くなるという指摘は、実生活ですぐに思い当たる場面が多かったです。お金やキャリアに縛られすぎていた視点が、少しずつほどけていきました。 それから、「他人の速度に合わせようとするからつらくなる」という考え方も、日々の小さな苦しさの理由を言い当てられたようで、妙に納得しました。自分のペースを取り戻すだけで、選択肢って意外と見えるものなんだな、と。 自分を追い込みがちな人や、「もっと自由に生きたいのに踏み出せない」と感じている人には、静かに響く一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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