
感情の整理 いつも機嫌よく生きるヒント (ディスカヴァーebook選書)
和田秀樹
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2013-05-23
この本について
ちょっとしたことでイラッとして、目の前の人の話を上の空で聞いてしまうことってありませんか。相手はちゃんと向き合ってくれているのに、自分だけ心ここにあらずで、あとになって「なんであんな反応したんだろう」と落ち込むやつです。頭では「機嫌よく過ごしたい」と思っているのに、気分の流れに振り回される日って意外と多い気がします。 この本は、そんなときに「感情を無理に正す」のではなく、「損しないほうを選ぶ」という現実的な視点をくれます。怒りや不満に飲み込まれているときはただ損が積み上がっているだけだと気づけるし、マイナスを一気にプラスにしなくてよくて、とりあえずゼロに戻せば十分だと教えてくれる。感情は溜まり水じゃなくて流れだから、ちょっとした刺激や行動で勝手に澄んでいく、という考え方も個人的にはかなり救われました。論破しても結局むなしいとか、怒ったあとに素早く切り替えられる人の裏側には“損得の見きわめ”があるとか、現場感のある話が多いのも読みやすいところです。 人間関係で疲れやすい人や、気持ちの切り替えがうまくいかない人にはとくに刺さると思います。自分の感情に向き合うのがしんどい日でも、「いま」を無駄にしないためのちょっとした工夫なら取り入れやすいし、読んでいて肩の力が抜けていく一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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