
社会学の名著50冊が1冊でざっと学べる
岡本 裕一朗
KADOKAWA / 2022-04-15
この本について
日常の当たり前がなんとなく息苦しく感じるときってありますよね。職場の空気や家族との関係、自分の行動理由が「そういうものだから」で片づけられてしまう感じ。頭では合理的に判断しているつもりでも、どこか説明できないモヤモヤが残る。僕自身、この正体がつかめず長く放置していました。 この本は、そんなモヤモヤに「別の角度」を与えてくれます。たとえば、合理的に見える社会が実は非合理に支えられているという視点や、見慣れた日常の意味をズラして見せるバーガーの考え方。あるいは、完全に個人の問題だと思っていた行動が、実は集団の結びつきの強さで左右されるというデュルケームの指摘。どれも、日常の風景を少し違う色で見せてくれる感じがありました。 社会学の名著を50冊まとめていると聞くと「教養書のまとめ?」と身構えそうですが、読んでみるとむしろ逆で、自分の生活にひそんでいる“変な当たり前”をそっと示してくれる本です。特に、職場や家庭で「なんでこう動いてしまうんだろう」と感じている人には、思考の逃げ場をひとつ増やしてくれると思います。 自分の行動の背景を言語化したい人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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