いま世界の哲学者が考えていること

いま世界の哲学者が考えていること

岡本 裕一朗

ダイヤモンド社 / 2016-09-08

累計読者数20
平均ハイライト数 21件/人
推定読了時間 約4時間31分
star総合評価 67/100
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この本について

最近、物事をどう捉えたらいいのか分からなくなる瞬間が多くて、何かを判断しようとするたびに足元がふわっと浮くような感じがありました。価値観がぶつかり合う場面も増え、どれが正しいのか、そもそも「正しい」という感覚自体が揺らいでいる気がする。そんなときに読んだのが『いま世界の哲学者が考えていること』でした。 この本が効いたのは、今の世界で起きている“揺らぎ”の理由を説明してくれたところです。たとえば、ポストモダンの「大きな物語への不信」が当たり前になった結果、皆が前提にしている現実そのものがバラバラになっていること。AIやバイオテクノロジーが進むなかで、これまで自然だと思っていた境界が崩れていること。さらには、通貨や資本主義の前提すら、信用やテクノロジーによって別物に変わりつつあること。自分が感じていたモヤモヤに「そういう背景があったのか」と腑に落ちる瞬間が多かったです。 派手に人生が変わるような本ではないですが、目の前のニュースや議論に対して、自分の立ち位置を少し冷静に取り戻せる本でした。今の世界の変化に置いていかれている気がする人にこそ、静かに刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

IT革命とBT革命が人類の未来を変える? 資本主義は21世紀でも通用するのか? 世界が再び宗教へと回帰していくのはなぜなのか? 21世紀最先端の哲学者が描き出す人類の明日とは。AI、遺伝子工学、フィンテック、格差社会、宗教対立、環境破壊……世界の難問がこの一冊でクリアに解ける
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