水曜日は働かない (ホーム社)

水曜日は働かない (ホーム社)

宇野常寛

ホーム社 / 2022-05-26

累計読者数7
平均ハイライト数 3.6件/人
推定読了時間 約5時間26分
star総合評価 34/100
start序盤集中型

この本について

仕事や人間関係に振り回されて、ふと「自分の時間ってどこに行ったんだろう」と感じることがありませんか。忙しいわけじゃないのに、日々が他人の都合で埋まっていく感じ。僕もそのモヤモヤをずっと抱えていました。 『水曜日は働かない』を読んで思ったのは、宇野さんは「逃げたい」でも「全部投げ出したい」でもなく、もっと地に足のついた形で、自分と世界の距離の取り方を実験しているんだということです。たとえば、アルコールに頼らずコミュニケーションを設計し直してみる姿勢とか、恥をかく可能性ギリギリで自分の反応を観察する視点とか、走ることで自分を匿名化し日常に溶け込んでいく感覚とか。どれも派手ではないけれど、日常をもう少し自分の手に戻すための小さな工夫なんですよね。 特に刺さったのは、「他人に動員されて楽しむ」のではなく、「動員されない自分の物語」を見つける、という話です。SNSで反射的に書くだけで終わってしまう世界に慣れていると、読むことや観察することがすぐ後回しになる。でも、あえて水曜日に働かないという余白をつくることで、その感覚を取り戻せるのかもしれない。世界に向かって何かを“言わなきゃ”という強迫から少し距離を置くきっかけになる本だと思います。 こんな人に刺さると思います。忙しくないのにいつも落ち着かない、あの不思議な「ざわつき」に心当たりがある人。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

毎週水曜日を「自分を大切にするための時間」に充てることにした日常を綴った、笑えてそして思わず考えさせられるエッセイ集。
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