
マーケティング手法大全 トップマーケターを目指す人が知っておきたい12分野115種のメソッド
西口 一希
翔泳社 / 2025-05-21
この本について
仕事でマーケティングに関わっていると、「結局いま自分は何を基準に判断すればいいんだろう」と迷う場面が多いと思います。調査の粒度も、ターゲットの切り方も、なんとなく経験則で進めてしまいがちで、後から振り返ると判断の根拠が曖昧だったりします。僕自身も、手元に“プロセスの地図”みたいなものがないとすぐ迷子になるタイプです。 この本が刺さるのは、その地図をかなり現実的な形で示してくれるところです。たとえばR-STP-MM-I-Cという流れは、やるべきタスクを分解してくれるので、プロジェクトのどこでつまずいているかを確認しやすくなります。さらに、ニッチマーケティングのようなテーマも、「競争を避ける」みたいな抽象論ではなく、ブランド認知やロイヤルティの作り方という具体的な視点に落とし込まれていて、現場の判断に使いやすい。帰納的方法の説明も、単なる理論ではなく、実際に事例からパターンを拾うときの“考え方の癖”を整えてくれる感じがあります。 特に、普段の業務で複数の選択肢に迷いやすい人や、判断の再現性を高めたい人にぴったりです。派手なテクニック集というより、思考の足場を固めてくれる実務寄りの道具箱に近い一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの46%が集中しています。
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