
洗脳原論
苫米地 英人
この本について
仕事でも人間関係でも、「なぜか相手の空気に飲まれてしまう」とか、「自分の判断なのにどこか他人の声が混ざっている気がする」と感じることがあって、正直ちょっと怖くなる時があります。自分の意思で動いているつもりが、実は環境や言葉のリズムに左右されていたのかもしれない…と気づく瞬間ってありますよね。 『洗脳原論』を読んで一番刺さったのは、そういう“なんとなく”の揺らぎが、実はかなり具体的なメカニズムで起きているという話でした。変性意識状態とか、アンカーとか、言葉だけ聞くと特殊に見えるけれど、抜粋を読む限り、むしろ日常の会話や職場の空気にも普通に入り込んでいる。相手が少し速く喋るだけで思考が追いつかなくなる感じとか、昔の体験と現在が突然つながって感情が引きずられる感じとか、ああいう“自分の心が勝手に動く感覚”の理由が丁寧に説明されていて、妙に腑に落ちました。 個人的には、「相手の論理の綻びだけを突くと、自分の判断までその枠に吸い込まれる」という話もグサッときました。議論術だと思って使っていたクセが、実は自分の思考の幅を狭めていたかもしれない。こういう“気づかないうちに起きている操作”を見える化する本として読むと、けっこう実践的です。 自分の思考がどこから来ているのかを一度確認したい人には、静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要









