
40代からは「記憶法」が変わります―――“大事なこと”を覚えられる! 忘れない! 思い出せる!
菅原 洋平
この本について
年齢を重ねると、昔みたいに一気に覚えられないとか、肝心な場面で思い出せないとか、そういう小さなつまずきがじわっと増えてきますよね。自分も「情報をもっと入れなきゃ」と焦っていた時期がありました。でも、この本を読むと、そもそもの考え方がちょっとズレていたんだと気づかされました。 特に刺さったのは、覚える量を増やすんじゃなくて、脳に空きスペースをつくるほうが大事だという視点です。睡眠で記憶を整理することや、ひらめきのタイミングに余計な情報を入れないことなど、行動レベルで変えられる工夫が多いんです。また、行動しなければ記憶は体に定着しないという指摘も、日々インプットばかり増えていた自分にはかなりの現実味がありました。覚えることを目的にせず、目的を果たすために必要な分だけ覚えるという姿勢も、40代以降の働き方と相性がいいと思います。 さらにおもしろかったのは、自分の脳のタイプによって記憶の扱い方が変わるという話です。付箋の使い方ひとつで傾向が見えたり、どの時間帯に「覚える」「忘れる」を配置すると効率が上がるのかがわかったり、無理に他人のやり方を真似しなくていいんだと肩の力が抜けました。 仕事でも生活でも、「大事なことだけは確実に残しておきたい」と思っている人に静かに刺さる本です。自分の記憶とうまく付き合う感覚をつくれるので、最近ちょっと処理能力に不安がある人ほど読んでみる価値があると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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