
読みたいことを、書けばいい。
田中 泰延
ダイヤモンド社 / 2019-06-12
この本について
文章を書こうとすると、誰に向けて書けばいいのか分からなくなることがよくあります。読み手を意識しすぎて手が止まったり、自分の感情だけを書いても独りよがりに見えそうで不安になったり。僕もずっとそのあたりで迷っていました。 この本は、その行き場のないモヤモヤを「書く前の姿勢」からほぐしてくれました。まず、自分の外側にある事象にきちんと向き合うこと。調べて、確かめて、そのうえで自分がどこで心が動いたのかを拾うこと。そして、その過程そのものが書く行為の中心になる、という考え方に救われました。自分の内面だけで勝負しなくていい、というのはすごく気が楽になります。 もうひとつ大きかったのは、「誰に読まれるか」よりも「自分が読みたい文章かどうか」のほうがずっと大事だという視点です。外側の事象と向き合い、そこから生まれた心象を丁寧に言葉にする。結局それを面白いと思えるかどうかは自分なんだ、と腑に落ちました。たくさん読まれたい気持ちを手放すことで、むしろ自分の書く理由がはっきりする感じがあります。 書くことで自分を理解したい人、自分の言葉がどこかふわついていると感じる人には特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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