
第三次世界大戦はもう始まっている (文春新書)
エマニュエル・トッド and 大野 舞
文藝春秋 / 2022-06-17
この本について
国際ニュースを見ながら、「結局いま世界で何が起きているのか」「どの情報を信じればいいのか」とモヤッとすることが多くて、僕自身もしばらく迷っていました。現場の断片的な報道を追いかけても全体像がつかめず、判断の軸が揺れるばかり。そんなときに、この本のように“構造から見る”視点に触れると、少し呼吸がしやすくなる感覚があります。 印象的だったのは、著者がウクライナ戦争を「内戦としての側面」や「国としての推進力の弱さ」まで含めて捉え直していた点です。僕らが普段触れているニュースでは語られない、国家の成り立ちや家族構造といった地層のような部分から話を積み上げていくので、表面的な言説に振り回されにくくなります。また、アメリカやイギリスに対する信頼を一度疑ってみるという姿勢も、感情より先にリアル・ポリティクスを置くという意味で、現実的な態度だと感じました。 さらに、日本がどこまで自律できているのか、核保有を巡る議論を“攻撃的かどうか”ではなく“依存か自立か”という文脈で考える視点も、この本で初めて腑に落ちました。世界の不確実さに対して、自分の中でどこまで考えを引き取るかを試されるような読書でした。 ニュースの言い換えではなく、「世界がこう動いているなら、自分はどう判断するのか」を静かに問い直したい人に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの12%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要






