
アニメ療法(セラピー)~心をケアするエンターテインメント~ (光文社新書)
パントー・フランチェスコ
この本について
最近、うまく言語化できない気持ちを抱えたまま日常を回している人、多い気がします。仕事で失敗した時の落ち込みが引きずられたり、誰かの言葉に過剰に反応してしまったり。理由は分からないけど疲れてしまう、みたいなやつです。僕自身もそういう時期が長くて、「結局、自分の問題をどう扱えばいいのか」がずっと分からずにいました。 この本がおもしろいのは、アニメや物語を“逃避”ではなく“心の扱い方を学ぶ場所”として位置づけてくれるところです。キャラクターの葛藤に入り込む時、批判的な思考が少し弱まって、自分の悩みを別の角度から見られる瞬間があること。あるいは、物語の中で自分と似た弱さを見つけた時、それが「珍しくない」という感覚につながること。こういう体験って、説明できないけど確かに心が軽くなるんですよね。 さらに、ナラティブセラピーの考え方をかじれるのも良かったです。悩みを「自分そのもの」と同一視せず、外側に置いて眺め直す視点。自分の中にすでにあった小さな成功の種を拾い直す視点。どれも派手じゃないけれど、日常の中で静かに効いてくる感じがありました。 アニメをただの娯楽としてではなく、気持ちの整理に使える“道具”として見たい人には刺さると思います。自分の物語をどう扱うか悩んでいる時に、そっと横から灯りを当ててくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




