
資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか (ちくま新書)
ナンシー・フレイザー and 江口泰子
この本について
仕事でも生活でも、「なんでこんなに大事なことが、お金の論理で全部決まっていくんだろう」と感じる瞬間ってありますよね。効率とか利益が優先されるたびに、モヤっとするのに、うまく言葉にできないまま飲み込んでしまう。僕もそうでした。 この本は、そのモヤモヤの正体をかなり具体的に説明してくれます。資本主義が見えないところで何に依存しているのか、なぜ賃金労働だけを「正式な働き」と扱い、家事やケア、自然、人種の問題を背景に押し込んでしまうのか。読んでいくと、日常で感じていた違和感が「自分の感受性の問題」ではなく、構造の話だったんだと腑に落ちてきます。特に、非経済的な領域が経済を支えているという視点は、働き方や家族との時間の扱い方を見直すきっかけになりました。 この本がすごいのは、資本主義をいきなり否定したり理想論に逃げたりしないところです。むしろ、いまの社会がどう組み上がっていて、自分がどの場所で負荷を感じているのかを冷静に整理してくれる。読み終えたあと、ニュースや職場の動きを見るときの“解像度”が一段上がりました。 働き方や生活の前提そのものに違和感を抱いている人に、とくに刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




