
世界標準の採用
小野壮彦
日経BP / 2025-05-09
この本について
採用に関わっていると、「いい人に会えない」「エージェントが思うように動いてくれない」「面接の場になると毎回バラバラになる」みたいな、小さなモヤモヤが積み重なっていくことがあります。仕組みの問題なのか、自分の進め方が悪いのか、判断しづらいんですよね。僕もずっと同じところでつまずいていました。 この本が助けになるのは、感覚ではなく“どこを整えれば変わるのか”を具体的に示してくれるところです。候補者のエンゲージを「点」ではなく「線」で設計するという考え方は、面接ごとに温度差が出てしまう現場にとってかなり実践的ですし、エージェントに案件を「引き出しの一番上」に置いてもらうという発想も、意外と見落とされがちな視点でした。さらに、面接官の観察力や言語化の鍛え方、シャドーイングの取り入れ方まで踏み込み、採用の“個人技任せ”を抜け出すヒントがていねいに書かれています。 特に、パフォーマンス偏重の現場で忘れがちな「信頼関係」や「ドラマ感」といったエモーショナルな要素の重要性に触れている部分は、数字だけを追っても採用がうまく回らない理由が腑に落ちるところでした。採用を“事務作業”ではなく“体験の設計”として捉え直せるので、現場の動きが変わります。 採用をまともに機能させたいのに、どこを改善すればいいのか見えづらいと感じている人に刺さると思います。
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多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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