
入門『地頭力を鍛える』 32のキーワードで学ぶ思考法
細谷 功
東洋経済新報社 / 2019-07-26
この本について
仕事で判断がブレたり、人と話していて「自分の見方って合ってるのかな」と不安になることがよくあります。特に情報が少ない場面だと、考え始める前に固まってしまうというか、動き出しの一歩が重くなるんですよね。私もずっとそんな感じでした。 この本は、そこでいきなり完璧を目指さず「20点でも仮の答えを出す」という発想をくれます。完成度よりスピードを優先する勇気が持てたことで、結果的に全体像を早くつかめるようになりました。また、事実と解釈を分ける話も刺さりました。例えば「課長が激怒していた」みたいな曖昧な認識を一度バラしてみるだけで、余計な感情のノイズが減り、話が通じやすくなる感覚があります。 もう一つ良かったのは、発散と収束のサイクルをどう回すかを冷静に教えてくれるところです。私自身、発散しないまま「落としどころありき」で決めてしまう癖があり、それが思考停止を生んでいたんだと気づけました。逆に、発散しすぎて収束できないタイプの人にも効く内容だと思います。 「自分の思考のクセをほどきたい人」「そもそも何から考えればいいのかわからないまま動いてしまう人」に静かに刺さる本です。これで急に賢くなるわけではないですが、迷ったときの手がかりをいくつか持てるようになります。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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