
独裁の世界史 (NHK出版新書)
本村 凌二
この本について
政治のニュースを見ていて、「なんでこんなに極端な方向に揺れるんだろう」とか「リーダーって結局、誰がやっても同じなのでは」と感じることが増えてきました。自分の生活に直結していないようで、どこか落ち着かない。そんなモヤモヤを抱えたまま過ごすのが、最近はけっこうしんどいんですよね。 『独裁の世界史』は、そういう不安に直接答える本ではありません。ただ、世界史をゆっくりたどるだけで、「民主政って実は長続きしないんだ」とか「独裁が台頭する理由は、人々が疲れ切ったときにこそ現れる」といった、視点の置き場所が少し変わります。たとえばアテネの民主政がわずか百年ほどで揺らいだ話や、ムッソリーニが“求められて”登場した背景。あるいはローマが独裁官という非常時の制度を持っていた理由など、いまの社会でも心当たりがあるような流れが見えてきます。 読んでいて思ったのは、独裁か民主かの二択ではなく、どんな政体でも「リーダーの見識」と「市民の自覚」が抜け落ちると一気に不安定になるという点でした。自分が政治の専門家でなくても、なぜ不安を感じるのか、その正体が少し言語化できるようになる本です。 「最近の社会の空気にざらつきを感じるけど、感情論ではなく歴史の視点で整理したい人」にはかなり刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要







