
自衛隊メンタル教官が教える心をリセットする技術
下園 壮太
青春出版社 / 2021-02-01
この本について
仕事をやめる・続けるの話って、考えれば考えるほど視界がぼやけてきませんか。動かないと変わらないのは分かっているのに、動けない自分にさらに疲れていく感じ。僕もこのループに何度もハマってきました。 この本は、「やめる・やめない問題」が単なる選択ではなく、エネルギーや自信、不安が絡み合った状態だと説明してくれます。抜粋にもある通り、動けなくなるのは意志が弱いからじゃなく、心の仕組みとして“すくむ”のが普通なんですよね。まずは自分の観察を取り戻すこと、それから少しだけ動いてみて状況を修正すること。その流れが丁寧に書かれていて、「あ、いまの自分は判断できる状態じゃないだけか」と腑に落ちる瞬間がありました。 特に、OODAループの使い方や、「子どもの心の強さ」と「大人の心の強さ」の違いの話は、がんばり続けることで立ち止まり方を忘れた大人に効きます。やめるか続けるかを急いで決める前に、土台となる3要素を整えること。その視点が入るだけで、自分を責める癖がゆるむのを実感しました。 いま、「決められない自分が嫌いになりそう」という人にはかなり刺さると思います。判断する前にまず立ち直るための体力をつくる。その現実的なステップを知りたいとき、この本は心の足場を作る手伝いをしてくれます。
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