
7日でマスター 瞬時(すぐ)に動く技術
赤羽 雄二
この本について
仕事で判断を先延ばしにしてしまったり、気づけば同じところで足踏みしていたり。頭では「早く動いたほうがいい」とわかっているのに、実際の行動がついてこないことってありますよね。僕もそこが長くコンプレックスでした。 この本が面白いのは、「すぐに動く」ことを精神論ではなく、日常レベルの行動として捉えているところです。たとえば、1秒だけ早く着手する意識を持つだけで、他の動作が連鎖的にスピードアップしていく感覚。あるいは、迷い続ける時間は単に“ヒマだから”生まれているという視点。これは耳が痛いけれど、実際その通りだなと思いました。そして、著者が繰り返し言うのは、特別な才能がなくても、訓練すれば誰でも即断即決に近づけるという現実的なラインです。 もう一つ刺さったのは、安全基地の話です。動けない理由ってスキルよりも「否定されたくない」気持ちのほうが大きいことが多い。自分を否定しない人の存在があるだけで前に出やすくなる、というのはかなり救われました。動けない自分を責める前に、環境や心の土台を整えることもちゃんと書いてくれているのがありがたいです。 行動が遅くて自己嫌悪しがちな人、判断に迷いがちな人には特にしっくりくると思います。完璧じゃなくていいから、一歩だけ早く動く。その積み重ねで流れが変わる感覚を、僕自身この本で久しぶりに思い出しました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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