
池上彰の教養のススメ (日経ビジネス人文庫)
池上 彰
日経BP / 2022-12-05
この本について
仕事で「ルール通りにやることは得意だけど、そもそもこのルールって正しいのか…?」みたいな引っかかりが出てくる時があります。与えられた条件の中で動いているだけだと、変化が起きた瞬間に足が止まる感じがあるんですよね。僕自身、専門の外に出るのが怖いまま時間だけが過ぎてしまうことがよくあります。 『池上彰の教養のススメ』は、そのモヤモヤに対して「教養は役に立つために学ぶんじゃない。結果として、動ける幅を広げてくれるものだ」と教えてくれる本でした。ジョブズがカリグラフィーにハマった話は有名ですが、この本の文脈で読むと、意味のなさそうな寄り道が後から効いてくる理由がスッと腑に落ちます。また、与えられた問題に答えるのではなく、自分で問題を見つける力がどれだけ現実世界では重要か、行政の例や進化論の話を通して具体的に語られていて、自分の仕事にも置き換えやすかったです。 「今の専門のままじゃ先が見えない気がする」「変化に対応する視点を持ちたい」という人に刺さる一冊だと思います。教養という言葉の堅さを抜いて、日常の判断や仕事のクセを少し広げてくれる本です。自分の視界が狭くなっているかもしれない…と感じたタイミングで読むと、いいほぐれ方をします。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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