
構造化思考のレッスン
荒木博行
この本について
仕事のタスク整理でも、頭の中のモヤモヤでも、「考えているつもりなのに、途中でぐるぐるして止まる」ことってありませんか。僕もよくやってしまって、気づけば考える前より混乱していたりします。そんなときに思い知らされるのが、そもそも“何のために考えているのか”が曖昧なまま走り出していることでした。 『構造化思考のレッスン』が刺さるのは、まさにこの“目的の曖昧さ”に正面から向き合っている点です。抜粋にも多かったように、Purposeを言語化すること、Pieceを細かく揃えて視覚化すること、この二つがとにかく丁寧に語られています。やみくもに情報をかき集める前に、「誰が」「いつ」「何のために」その構造を使うのかまで落とし込む。すると、自分でも気づいていなかった前提のズレや、考えの偏りが自然と見えてくるんですよね。また、構造を“静止画”として眺める感覚が得られるので、主観が暴走しにくくなるのも大きいです。 僕自身、目的に合わせてPillarをあえて2〜3本に絞るだけで、全体像のつかみやすさが段違いに変わりました。複雑な問題を「どう整理したらいいかわからないまま抱え続けてしまう」タイプの人には、かなりしっくりくるはずです。 特に、考えても考えても霧が晴れない人、議論やタスク整理で話が噛み合わないことが多い人には強くすすめたい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
読書の順序
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